今年の秋は記録的な暖かさでしたが、12月ともなるとさすがに寒くなってきましたね。
皆さん衣替えはバッチリですか?
朝晩めっきり寒くなってきたねー
ついでにダウンも出そうかな
そうね。インナーも長袖の暖かいものに
変えたほうがいいわね
アウターの用意と同時に、インナーも冬物に替える方が多いと思います。
肌着が暖かいと中からポカポカして、体感が全然違いますよね。
あったかインナーといえば、ユニクロのヒートテックを筆頭に、吸湿発熱素材を使用したものが多く販売されています。薄くて暖かく、今では多くの方が愛用しているようです。
ところがこの素材、万人に向くわけではないのですよ。
今日はそのことについて書いてみようと思います。
敏感肌には大敵!ヒートインナー
ヒートインナーとは?
ヒートテックを始めとしたヒートインナーは、薄くて温かい化学繊維(レーヨン・ポリエステル・アクリルなど)をかけ合わせて作られた吸湿発熱素材を使って作られています。
着ぶくれしにくく暖かいため、冬はこれが手放せないという方も多いと思いますが
「これを着るとかゆみがでる」
「静電気がひどい」
という悩みを持つ方もおられます。なぜなのでしょうか。
ヒートインナーで肌がかゆくなるのはなぜ?
冬は乾燥により刺激に対して敏感になるから
冬場は冷たい空気や暖房により肌が乾燥しやすくなります。
乾燥している肌は刺激に対して特に敏感。
ヒートインナーに用いられるアクリルやポリエステルは繊維が毛玉になりやすく、それ自体が肌の刺激になることがあります。
静電気を起こしやすい素材だから
ヒートインナーの素材であるポリエステルやレーヨン・アクリルは化学繊維なので、肌との摩擦により静電気を起こしやすくなります。
肌の水分量が少ない状態だと静電気はさらに発生しやすくなり、かゆみやチクチクの原因となります。
”吸湿発熱素材”だから
吸湿発熱素材は、体から発散された汗等の水分を吸収し、繊維が発熱することで暖かくなるという仕組み。元々水分量の少ない敏感肌から水分が吸収されると、さらに乾燥が進んでしまいます。
汗をかくとその水分でヒートインナーが発熱するため、暑くなりすぎるということも。
暑いとかゆみを助長してしまうのは敏感肌やアトピーさんには”あるある”なことですね。
また、この吸湿量にも限界があり、急激にたくさん汗を書いた場合には吸収しきれなかった水分で蒸れやすくなって不快感につながる場合もあるそうです。
どんな肌着ならかゆくならないの?
オススメは綿100%の素材
綿素材がおすすめされる理由は、以下の4点です。
- 吸湿性が高い
- 温度調節に優れている
- 静電気が起きにくい
- 肌当たりが優しい
綿100%のあったか肌着
おすすめ商品には、グンゼ「ダブルホット」シリーズやベルメゾンの「ホットコット」があります。(参照:Perplexity AI)
ちょっとお高いものだとワコールの「綿の贅沢」シリーズがありますね。
探してみれば他にも色々ありそうです。
おわりに
いかがでしたか。
今回は冬の肌着について調べてみました。
うちの場合次男が超乾燥肌。
グンゼの肌着は結構なお値段するので、もっとリーズナブルな綿100%のキルト素材とかをよく選んでいましたね。
かく言う私も歳をとるにつれ冬は乾燥に悩まされるようになり、化繊のヒートインナーはかゆみが気になって素肌には着られません。
なので、肌の当たる面が綿100%の素材を選ぶようにしています。
乾燥肌、敏感肌の方は肌着の選び方にも気をつけたほうが良さそうです。
かゆみって、我慢が効かないものですから。
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